先日、ミュンヘン在住のオイリュトミースト、
吉田恵美さんという方に、
「太陽律の音階」をライアーで弾いていただきました。
私は、南ドイツ・ライアー・オーケストラの練習のたびに、
夜行列車に乗って、パリからミュンヘンまで出かけます。
ミュンヘンに行くたびに、日本のラーメンを食べます。
そして吉田恵美さんから、
オイリュトミーを教えていただくのです。
ある日、吉田さんが太陽律のお話をして下さいました。
私は、居ても立っても居られず、
それ、是非聴きたい!と言いました。
すると、明日弾くから、おいで。。
ということで、ラッキー!
シュタイナーの会合の初めの部分だけ、
参加させていただけることになりました。
私達のいつも聞きなれている
「ドレミファソラシド」は、
平均律
というのだけれど、
太陽律の音階は、
「ドレ」までは、普通っぽく上がって、
そのあとの、「ミファソラシド」は、
音と音の間のヘルツが、どんどん狭くなって、
ズレてヨレタ感じになります。
私は、この初めて聴く音律の音階とともに、
あやうく椅子から、
ズレてヨレて、落ちそうになってしまいました。
ちなみにこの太陽律は、
第3チャクラーに対応するらしい。。
肉体と精神のちょうど真ん中を支配する音律らしいのです。
気持ちがハイな人も、ダウン気味な人も、
真ん中の気分になり、
安定した気持ちになるそうです。
会議の前などには、とても良い、と言っていました。
この時は、ちょうどミュンヘンの
シュタイナーの会合の始まりの音楽でしたので、
みなさんの心を鎮める、という理由で、
この音律を弾いていらしたのだと思います。
すごい音律もあるものだと
感心しました。
そしてこういった音階を使って作曲したら、
どんな音楽になるんだろう。。と想像してみました。
吉田恵美さん、ありがとうございました。