ポルトガルのリシュボア(リスボン)に1人旅しました。
結婚してから初めてです。
そしてポルトガルも初めて。
音楽を聴き、ダンスを観たいと思っていました。
そう、音楽と言えば、ファド。
音楽を聴いていて、コンプラントConplainteという、
フランスのシャンソン、フランスのポエムの
ポルトガル版にも聴こえました。
リスボンのレストランで、
ファドが聴くことができ、
またポルトガル料理も堪能できる、
ということで、私はレストランをひとつ選び、予約しました。
Tasca do Chico
この舞台では、6人ほどの男女の歌手が、
ひとり数曲ずつ歌いました。
ファドは、激しく悲しい主題の歌だとは聞いていました。
船で大海原に出て行く愛する男達に、
国に残る女達が、
その別れを悲しみ、激しく歌うものだと言います。
なんか暗いなあ、と思っていたのですが、
暗さや辛さの中にひそむ、
人の心の強さや希望を感じさせてくれます。
時としてリズム感のある、明るい楽しい歌もありました。
1人の男性歌手は、右手をポケットに入れて、
黒いマントをはおって、
雰囲気たっぷりの歌を歌ってくれました。
甘い声にとろけそう。。
ああ~、男声っていい。。
観光バスを予約していたのですが、
プリント・アウトがうまくいかず、
翌々日の出発となりました。
馬車博物館に行ったり、
旧市街の細い道の町を周りしました。
カステラ、テンプラ、ベルト。。
テンプラのスープが、とても美味しかったです。
カステラは、似たようなお菓子がありました。
タクシーでぼられそうだったので、
運転手と言い合いになり、
ちゃんと正規の料金にしてもらいました。
ホテルのおじさんや近所のおばさんを巻き込んで、
ひと騒動。。
だって、1,100円が6,000円は、
どう考えてもおかしいでしょう?
ホテルは、町から少し離れた、
静かな場所にある古い建物でした。
交通の便も良く、お天気にも恵まれて、
すてきな旅でした。