ボン・ジュール
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ランベール甲斐 あきよ
Akiyo Lambert-Kai
 東京・熊本育ち。パリに20年余り在住。音楽教室を開いて40年、音楽療法などを取り入れて15年経ちました。
 日本では、東京杉並区でレッスンやセッションをしています。
 ライアーは、ミュンヘンにある南ドイツ・ライアー・オーケストラ、第2パート・リーダーでした。
 国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科を卒業。のちソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業後、学会会員として認定され、フランス国家登録音楽療法士となりました。
 2021年、公認心理師合格、資格申請中。
 
 保護ネコ2匹と同居。かえるのピクルスが大好きな再×2独身⤵です。   
 納豆、バナナ、ワカメ、米粉パンが大好物。最近は、水泳にはまってカエルのように泳いでいます。
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PiaScore ライアー楽譜です。
ホームページはここから:「ライアー教室・音楽カウンセリング・宮廷ダンス」

ゲルトナーとヨエックスのライアー工房を訪問

私の誕生日が過ぎて、母の誕生日も過ぎました。

母が亡くなって、もう9ヶ月経っちゃったな。

パリは、やっと寒くなってきました。
寂しさと寒さで、感覚がマヒしちゃった感じです。。

耳が取れそうなくらい寒い中、

パリからスイスに車で出かけました。

ホーランド・ゲルトナーさんの工房を訪れました。

ホーランドは、時々パリにいらっしゃったりして、
フランス語が少しだけ、お話されます。

工房では、いろいろな珍しい楽器を奥から出してきて
見せて下さいました。

そして一緒にバッハを演奏して遊びました。
ホーランドが、2声をソロで弾くのを見て、
そのうまさに、あんれま~!と驚きました。

ホーランドの工房は、コンスタンツという町にあります。
美しい湖があり、スイスとドイツの国境には、橋がかけられています。
私は、ホーランドの工房がなかなか見つけられず、
橋の近くに車を停めて、地図を広げました。

するとその途端、警察に捕まってしまいました。
ええ~~ん。。

ドイツ語も英語も話せない。。
フランス語も日本語も通じない。。

四角い顔の四角い態度の警察の男性。。
何やら切符に字を書きながら、
なんとか、ニヒト。。!!
と叫んでました。

ああ。。
ど・な・ら・な・い・で~。。

私は、しょうがないので、
地図を警察の目の前に、
かなり至近距離でガサガサと広げました。

警察は、私の差し出した地図があまりにも近かったので、
地図と私から少し離れてくれました。

私が行きたい場所を指でさすと、
警察は切符の手を止めて、
ここはスイスだ。君はスイスにいる。
この地図の場所は、ドイツだ。
ドイツに行くあの橋を渡れ、
と指をさして、説明してくれました。

泣きたくなっていた私は、
あんまり怒鳴られたので、
泣いてたのかもしれないのですが、
できるだけ感謝の笑顔を作って、
警察の男性をあとにしました。

それにしても、スイスフランのペナルティ切符。。
高かったんだろうな。。

次は、マンフレード・ヨエックスさんの工房に行きました。

マンフレッドさんは、にこにこと迎えてくれました。
本当に穏やかな人です。

彼はドイツ語、私は日本語フランス語、
お互い難しい顔をしながら、会話をしました。

マンフレッドさんの工房でも、
彼の作った、いろいろな楽器を見せてもらいました。

写真を撮るよ、と言うと、こんなポーズはいいよね、と
本当に気さくな方でした。

帰りに、バーデンバーデンの温泉に寄りました。

ちょっと元気になった私でした。

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