サッカー優勝戦の浮かれた雰囲気もあっという間になくなり、
今日はジダンの会見がありました。
この会見で、マテラッツィがあの時ジダンに何を言ったのか、
ジダンの口から、その真実を知りたかったのに、
それについて彼は言いませんでした。。
あの試合の時、
マテラッツィは、ジダンの背後に回り、
何度も何度も、彼を後ろから抱くように腕を回しました。
ジダンは、そのたびに「やめろよ!」というそぶりをして、前に歩き出した時、
マテラッツィが何か言葉を言いました。
その数秒後、ジダンは、マテエラッツィを頭で突いてしまったのですね。。これが。。。
私は、なんてしつこい人なんだろう。。マテラッツィって。。と思った瞬間でした。
ジダンは、普段から怒りっぽい人で有名だったらしい。。
それを知った上でのマテラッツィの行為だと思うので、
彼の作戦に乗ってしまったのかな。。
残念に思われてなりません。
ジダンは、会見で、
「あの最後の最後に怒ったのは、その時に正しいと思ったから」
忘れていけない事は、ジダンのリアクションがなかったら、
マテラッツィはまだまだ調子に乗って、
次の試合の時も同じような事を繰り返すだろうな。。ということ。
彼の国への差別や家族への侮辱の言葉であったら。。
それは、我慢しないといけないものなのかな。。。
そうかもしれいし、そうでないかもしれない。。
イエローカードやレッドカードは、
規則に反した行動に対して出されるものであって、
規則に引っかからなければ、カードは出されない。
戦う相手の体に、故意に触る事や試合中の会話は、規則内なのでしょうかね。
この会見を見て、人が、人を裁くという難しさを
改めて目の前にしたような気がしました。
ジダンの裁き
2006.07.11