バロックの代表的なテノール歌手、福島康晴さんの主宰する、
カッチーニの日本語解説のセミナーに参加しました。
日本に戻ってすぐでした。
歌は、長いこと歌っていず、
ただなんとなく懐かしいなあ、と思い、
出かけていったのでした。
福島さんとは、
2019年の春か夏ごろ、
日本で、バロック・バイオリンの名手、
寺神戸 亮さんの指揮するオペラを観に行った時に出会いました。
寺神戸さんとは、パリで1990年代に出会って、
それ以来、30年ぶりの再会でした。
懐かしくて、しばし昔ばなしに花咲きました。
その時に、福島さんが出演されており、
出会ったということです。
カッチーニのその黄色の本には、
バロック初期のイタリア語の詩の表現、
発音にのせる香り、色、重さ、表現に必要なイントネーション(歌いまわし)が、
細かく記してあります。
日本で知られているカッチーニの音楽は、
アマリッリだと思いますが、
この曲も黄色い本「新音楽」に収められている作品です。
いろいろなバージョンは、フランスで見たことがあったのですが、
このたび、時間をかけて、丁寧に説明をしてくれ、
とてもおもしろかったです。
カッチーニは、この本の中で、
ダンスのことにも触れていました。
16世紀の歌付のダンスがあり、
フランス・バロック・ダンスの楽譜で見たことがあるので、
イタリア文化の影響だったのかな、と想像すると、
感動しました。
そしてまた、新たな世界が広がったような気がしました。
Dès que je suis arrivée au Japon,
j’ai participé un petit seminaire dirigé
par un chanteur sur le nouvelles musiques (Nuove Musiche) de Caccini.
La partition jaune était pour moi un peu compliqué.
Je sais maintenant un peu mieux de l’exclamation de la manière du début de la baroque Italienne.
C’est l’impressionant que le poème ou le texte étaient vraiment supceptibles :
L’ordre, la couleur, le poids.. l’accent de l’expression émotionelle.
Aussi je me suis intéressée à la chanson avec la danse.
カッチーニの「新音楽」
2019.11.22
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