大会開催中、毎夜、コンサートがありました。
ジョン・ビーリングさん、吉良創さん、ジョン・クラークさん、
アンドレさん、松葉ちおさん、八幡りえさんの豪華メンバーで、
『グリーンスリーヴス』を弾いてもらい、
バロックスタイルのダンスを主に、オイリュートミーを混ぜて、
踊らせてもらいました。
(写真も何もなくて、すみません。。
どなたかお持ちでしたら、送ってくださいね。
ここに載せたいです。^^)
曲は、ルネサンス時代だと思いますが、
十分にバロックステップでいける感じでした。
ジョンさんが、アレンジしてくれた『グリーン』は、最高でした。
何度も踊りたくなります。
テンポも、音の厚さも、すべて最高でした。
みなさま、ありがとうございました。
振付は、バロックダンサーの松本更紗ちゃんがつけてくれました。
大変踊りやすかったです。
オイリュートミーの言葉は、もちろん『ピース』です。
ヤン・ブラウンシュタインさんやジョン・ビーリングさんなどに、
「ワークショップの先生なのに、ライアーのソロは、弾かないの?
どうして?なんで?」。。と何度も聞かれました。
実は、私は今まで、舞台でのライアーソロを考えた事がありません。
いつも通り、ワークショップの生徒さんの事ばかり、
そしてシェアリングタイムでの生徒さんの演奏ばかり考えていました。
しかし、療法の楽器が、少しずつ演奏用の楽器に変わってきている様子を見て、
楽器が発展していってるんだな。。と思いました。
<ワークショップ最終日でくたくた伸びている様子 with John>
ピアノも、ハープも。。みんな小さな物から大きな物に、
変化してきています。
ライアーが、演奏のためになってきている。。
ジョンの楽器は、コンサート用、
ヤンの楽器は、ダブルハープ型になっているし、
音量自体が大きくなってきています。
もうすぐエレキライアーも出てくると思います。
<コンサート前のちょっと緊張している様子 with Jan>
2006年のベルファーストから、約10年たったわけですが、
あの頃からは、考えられない音の大きさ、豊かさ、そして、
音楽のテンポも速くなってきました。
ジョン・ビーリングさんとバッハを弾いてみたら、チェンバロではなく、
ピアノのタッチでの音を求めてきました。
欲しい音としては、当然と言えば、当然なのですが、
ライアーのテクニックが、変ってきたという事になります。
しかし何よりも印象的だったのは、
吉良創さんの小さなライアーでのバッハの演奏でした。
彼は、演奏用ではなく、普通のライアーで弾きました。
少しテンポを落とし、一音一音丁寧で、
そのひとつひとつに言葉があり、語りがあり、
大切な何かを語っているような優しい音楽で、本当に美しかったです。
彼のライアーソロは、個人的にとても好きな演奏です。
私は、ライアーソロ演奏に関して、あまり舞台経験がありません。
なので、まだ初心者です。
でも今回、こういった刺激を受けて、
自分なりの演奏を少しずつ考えていってもいいかな。。と思いました。