みなさま、こんにちは。
パリに戻ってきました。
17度しかなく、ついに暖房に手が出ました。
着いてすぐ、教育関係のライアーセミナーがありました。
今まで自分が、音楽アトリエで実施してきた内容の
良い反省会になったと思います。
変えていきたい面や今のまま続けていっても良い面など、
はっきりとわかり、面白かったです。
私は、とても若い頃から人に教えていたので、
教えるという仕事は、30年以上になります。
昔から、「教える」という行為に疑問を持っていました。
何が教育なのか、教育をして相手(生徒)にどうなってもらいたいのか、
相手は、何を望むのか、何が厳しさで何が優しさなのか。。
音楽と共に、心の成長、そして人生の楽しみが増えているのか。。など。。
療法士になって、療法的な面から考えるようになったのは、ここ10年です。
この教育関係のセミナーでは、療法的な内容は、一切ありません。
でも、これからもっと工夫できそうな例が、いくつかありました。
「真似」は、格好だけなので、結局至らずに終ってしまいます。
理解が表面的で、本質が見えていないからです。
応用して初めて生きるし、本当に興味深いものになると思います。
またここで、グループが、徐々にひとつにまとまる様子や
なかなかまとまらない様子を見ました。
まとまらない場合、批判以前に、その理由を挙げてみると、
いろいろな答えが出てきます。
まあ、どれを見ても、納得のいくものです。。
先生側、生徒側。。平行線です。。
交わる部分。。ここを見つける、これも仕事なのだと思いました。
とにかく楽しい3日間でした。
次回は、大会に、つづきます。