ボン・ジュール
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ランベール甲斐 あきよ
Akiyo Lambert-Kai
 東京・熊本育ち。パリに20年余り在住。音楽教室を開いて40年、音楽療法などを取り入れて15年経ちました。
 日本では、東京杉並区でレッスンやセッションをしています。
 ライアーは、ミュンヘンにある南ドイツ・ライアー・オーケストラ、第2パート・リーダーでした。
 国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科を卒業。のちソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業後、学会会員として認定され、フランス国家登録音楽療法士となりました。
 2021年、公認心理師合格、資格申請中。
 
 保護ネコ2匹と同居。かえるのピクルスが大好きな再×2独身⤵です。   
 納豆、バナナ、ワカメ、米粉パンが大好物。最近は、水泳にはまってカエルのように泳いでいます。
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PiaScore ライアー楽譜です。
ホームページはここから:「ライアー教室・音楽カウンセリング・宮廷ダンス」

小児精神科で馬療法


パリから南に250キロくらい離れた、
シャトールー(chateauroux)という町にある、小児精神科病棟で、
ただ今実習中。
なんだか寒いと思ったら、週の初めに3℃となり、
雪やミゾレが降ってきてしまった。。
さぶ。。。
ここは、実施している多くの療法の中に「馬療法」(ポニー療法)があります。
週に1回、病院からマイクロバスに乗って乗馬クラブに出かけます。
ポニーちゃんの背中をきれいにブラッシングして、
それから鞍なしの背中に、子供が乗るのです。
赤ちゃんの時、呼吸器官切開をして、その穴が塞がったばかりの男の子7歳がいました。
生まれてから一度も声の出せなかった子が、
この時期、少しずつ声を出て、話しはじめていました。
「ルナ~、オセアン~!」(ポニーの名前)と叫ぶ姿が感動的でした。
看護士さんが、「もっと大きな声で、呼んであげてごらん!」と叫ぶと、
その子は、身体をめいっぱい折り曲げて、ポニーの名前を呼んでいました。
その看護士さんの目からは、涙があふれていました。
寒~い中、子供を乗せたポニーちゃんの手綱を引いて、
馬場をクルクル周る私、
自分が、馬になったみたいでした。。
看護士さんたちは、寒すぎるのか、
馬場のど真ん中で、固まっていました。

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