ライアーのこと– ライアー教室、グループ・アンサンブル、YouTube、楽譜 –
ドイツで製作された、シュタイナー系の現代ライアーを弾いています。そのライアーを使った教室でのレッスンのこと、グループ・アンサンブルの活動についての記事です。
またYouTubeや演奏、作曲、編曲、楽譜のことなど、私のライアー活動についての備忘録でもあります。
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ライアーのデモDémo Vidéo à la lyre au youtube を作りました
みなさま、こんにちは。1週間の怒号のようなインフルエンザの熱の日々も過ぎ、すっきりさわやかな私です。昨夜、デモを作ってみました。あまり私のライアーの演奏は、外に出していなかったのですが、いろいろと押され押し返し、また押され。。で、とうとう。。ライアーは、心の中を透かされる楽器のような気がして、とても恥ずかしい感じがしていました。仲正雄さんのおっしゃる、内側に向かう音楽。。まさにそうですね。でもまあ、40秒から少しずつ初めていけば、慣れるかな。。と思い、そんな慣性の法則を信... -
イタリア・ルネサンス・ダンス⑤
雨。。なんだか喉がカスカスして、咳ばかり出ます。身体が痛くて、ヨタヨタ歩いていたら、家から10分離れた駅までの道が分からなくなって迷ってしまい、30分もメトロを探してしました。。私、だいじょうぶか~?6日間続いたセミナーも最終日となりました。昔は、武士(騎士)でも一般人でも、戦いの時は、兵士となり、男性にとってのダンスは、武のための身体づくりでもあり、楽しみでもあったのだと思います。それが少しずつ貴族のダンスになっていったようです。そして女性は、カローゾの改訂版の教本の題名にも... -
イタリア・ルネサンス・ダンス④言葉とこころ
みなさま、こんにちは。第4弾!つづきます。今日は、「言葉の香り」、そして「こころについて」です。15世紀のダンスと16世紀のダンスは、一歩一歩の拍の感じ方が違います。そして、もちろんルネサンス文化の中心はイタリアで、イタリア・ルネサンス・ダンスは、イタリアのものなので、テクニック名は、イタリア語で覚えた方が、感覚的に良いと思ったんだけど。。「セグイト」を「パ・ド・ブレ」とフランス語で言うと、同じテクニックや動作でも、心意気というか、香りというか、なんだか違うんだな。。と思いま... -
イタリア・ルネサンス・ダンス③プリエ続き
みなさま、こんにちは。今朝、ふと目を覚ましたら、なんだか東京にいる気分になっていて、近所のスーパーに黒糖パンを買いに行こうかと思ってしまいました。外を見ると、シトシト雨が降っていて、東京と似たお天気だったんだな。。とがっかりしました。さて、今日は、ルネサンスダンスの「プリエ」の続きについてです。「プリエ」は、がに股になる事、ひざを曲げる事です。15世紀から16世紀にルネサンスというひとつの華々しい文化が、イタリアを中心に広がっていきました。数年前、フランス・バロック・ダンスの... -
イタリア・ルネサンス・ダンス②プリエと動き
昨日の続きです。クラスには、60歳を過ぎている友人が、バロック・ダンスとルネサンス・ダンスを一日6時間も踊っています。足が棒よ!なんて言っているけど、どこからそんなエネルギーがあるのか。。やはりチーズは、底力がつくのか。。ルネサンス・ダンス①では、立ち方のお話をしました。本日は、プリエと動きのお話です。15世紀と16世紀は、200年の違いがありますが、イタリアのルネサンス期が安定して花咲いたこの時期のダンスは、100年ずつ分けて2種類あります。たとえば、ひとつのテクニック、「コンティネ...