2006年– date –
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クリフォード・ライアー
先週、北アイルランドで製作された、クリフォードさんという方の制作したソプラノ・ライアーに出会う機会がありました。共鳴版の張り方が変っているそうです。工房クラフト展で賞を受賞したそうです。自然な木の色の組み合わせが大変美しい楽器で、形が丸く柔らかで、大変可愛らしい楽器でした。音は、自分の中を一度通った音が、外に向って放たれる感じ、です。この楽器は、ちなみさんというの方が、パリにいらした時に、撮影させていただきました。ありがとうございました。 -
光の手袋をはめた自分の手
パリは秋晴れ。今日は朝からお洗濯しました。。。夜、寝る前にベッドで仰向けになり、両手を上げて軽い体操をしていました。そして動きを止めたある瞬間、私の手の周りには、白い膜の上に、黄色に近い緑色の膜がありました。手が急に大きくなって腫れあがったのかと思い、慌てて起き上がり、本当に驚きました。1年ほど前から、白いモヤのようなものが人や物の周りに見えていたのですが、今度はひとまわり大きくなって、少し色つきになったようです。これは、いわゆるオーラというものなのですね。きれいだったの... -
音の感受性
おもに、単音や和音の響きを大切にするドイツの音楽療法と、リズムを重視するフランスの療法。フランスには、黒人系やアラブ系フランス人の音楽が多くあります。複雑なリズムに乗って、歌ったり踊ったりします。そして、ルネサンスやバロック・ダンスからクラシックバレエ芸術が生まれた国です。現在は、圧縮した音を日常に聞いている人が多いので、どんな感受性の耳になっていくのでしょう。倍音のない乾いたリズムを聴いて、メタリックな伸びないハーモニーだけしか聴かないと、どうなっていくのでしょうか? -
シンギング・ボール
パリでは、年に4回程、自然嗜好派のためのサロン(見本市)があります。毎年行く人には、無料招待券が送られてきます。大きな会場には、オーガニックの食品、服、アロマなどのお店、マッサージ、レイキ、いろいろな療法の学校紹介などのカンフェランス、実施が見られます。ここ1、2年で、シンギングボール(いわゆる仏壇のおりん)、ゴングなど、音に関するものが増え始め、会場のあちこちでゴ~ン。。チーン。。シャラシャラリーンと鳴るようになりました。私にとっては、即仏壇を想像しますが、こちらの方たち... -
カレでライアーアンサンブル
私にとって、初めてのフランスでのライアーコンサートが、8月中旬にありました。ベルファーストで出会った、アイルランド人のサラとアンナの2人と、ライアー・アンサンブルでした。フランス、ブルターニュのカレの辺りは、イギリス系の人々が、住んでいる場所があり、彼女たちは、そこに別荘を持っています。私は、その別荘に出かけて行きました。演奏させてもらった場所は、町にある雰囲気の良いカフェ。女主人は、大変気さくな方で、自然派嗜好という感じ。お天気が変りやすいせいで木が膨らみやすいのか、楽...