ボン・ジュール
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ランベール甲斐 あきよ
Akiyo Lambert-Kai
 東京・熊本育ち。パリに20年余り在住。音楽教室を開いて40年、音楽療法などを取り入れて15年経ちました。
 日本では、東京杉並区でレッスンやセッションをしています。
 ライアーは、ミュンヘンにある南ドイツ・ライアー・オーケストラ、第2パート・リーダーでした。
 国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科を卒業。のちソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業後、学会会員として認定され、フランス国家登録音楽療法士となりました。
 2021年、公認心理師合格、資格申請中。
 
 保護ネコ2匹と同居。かえるのピクルスが大好きな再×2独身⤵です。   
 納豆、バナナ、ワカメ、米粉パンが大好物。最近は、水泳にはまってカエルのように泳いでいます。
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PiaScore ライアー楽譜です。
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刑務所~芸術の姿・療法の姿

みなさま、こんにちは。
今日は、時々お世話になっている
Facebookの私のページに掲載した内容を
ここでご紹介しようと思います。
最近、アメリカのニュース記事で、
カリフォルニアのある男性刑務所(収容所)で、
シェークスピア劇をおこなっている内容の動画がありました。
芸術の本質を考えさせられました。

20170118-3.jpg

私は、芸術療法をソルボンヌ大学で学ぶ前、
なんと!ナント大学の音楽療法科に1年間在籍していました。
(ここでおやじギャグを言ってみたけど。。笑ってね!)
ナント大学では、刑務所で療法を実施している教授がいらして、
その教育、療法のお話をして下さいました。
動画を観ながら、彼女のお話を思い出しました。
そして自分が20歳代に、小さい頃から立っていた
「舞台」について考えたり悩んだりした、
その意味の答えが全部詰まっているように思いました。
以下は、私が、Facebookに載せた文章です。
「人が何かを創り上げるという事は、
観客もその勇気や愛を感じさせるものです。
上手下手とか、批判とかなく、あるのは「美」と「受容」です。
人生をかけて練習した時に、自身の成長や芸術の本当の姿があり、
人々に心深く刻み込まれるのだと思います。」
拙い文章で申し訳ないのですが、
私が、療法を学び、実践し、
そしてアトリエを開くきっかけのひとつとなったのだと思います。
自己満足・自己達成を感じられた後、その先にどう行動するのか、
緊張して自己表現ができなかった時、その先にどう対処するのか、
それを考えるのと考えないのでは、
まったく心のあり方が変ってしまいます。
そしてそれは、『体験する』=身体を使って実際にやってみる、
から、始まるのだと思います。
頭だけでは、想像だけでは、口だけでは、ダメなのですね。
身体を持って生まれている意味。。
その醍醐味を味わいながら、
ちゃんとつながって生きていければいいなと思いました。

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