ボン・ジュール
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ランベール甲斐 あきよ
Akiyo Lambert-Kai
 東京・熊本育ち。パリに20年余り在住。音楽教室を開いて40年、音楽療法などを取り入れて15年経ちました。
 日本では、東京杉並区でレッスンやセッションをしています。
 ライアーは、ミュンヘンにある南ドイツ・ライアー・オーケストラ、第2パート・リーダーでした。
 国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科を卒業。のちソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業後、学会会員として認定され、フランス国家登録音楽療法士となりました。
 2021年、公認心理師合格、資格申請中。
 
 保護ネコ2匹と同居。かえるのピクルスが大好きな再×2独身⤵です。   
 納豆、バナナ、ワカメ、米粉パンが大好物。最近は、水泳にはまってカエルのように泳いでいます。
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PiaScore ライアー楽譜です。
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攻撃するということ

みなさま、こんにちは。
お元気ですか?
最近、ある方から、精神科の先生の書いた本を勧めてもらいました。
あまり本を読むのが好きでない私でも、あっという間に読めました。
「攻撃する人」は、2種類の方法があること。。
積極的に相手をやっつける
受動的に相手をやっつける
なんとも陰湿なのが、受動的攻撃。
無視する、忘れたふりをする、聞いてない。。
特に日本では、妻がご主人に行う必須手段です。
私が感じたのは、この受動的攻撃は、
攻撃やいじめのターゲットになる人の反応が、
似ているなと思った事です。
でもその攻撃は、自分に向かっているように思います。
攻撃する人は、攻撃されるから、
「攻撃」という概念を生み出すのだと思います。
攻撃する人は、だから最初は攻撃された事があると考えます。
だから攻撃する人もされる人も、
同じ攻撃性を持っているんじゃないかと思ってみたわけです。
怖いから、攻撃する人の命令に従う。。
そして、「攻撃」について、する方法とされる自分を知る。
攻撃される人は、どうして攻撃する人に目をつけられちゃうか。。
そこが大切だと思います。
便利に使えそう、とか、操作しやすい、とか、
その場には不必要になったとか、鼻につくとか。。
どこでどういったチャンネル波動が合ってしまうのか、
それはわからないのですが、そういう臭いがするのでしょう。
私は、人に意地悪した事もあれば、された事もありますが、
そういう経験を持っている人は、
どちらにしても、攻撃的な一面を持っているのだと思いました。
小さい頃の取っ組み合いのケンカは、とても大切だと思います。
すぐに大人が介入するのが、一番抑圧につながるのだと思います。
相手も自分も、体力的な限度が分かります。
危険性を身体で覚える、いわゆる体得する事です。
古代ギリシャ時代のお嬢様教育では、
熊の皮を頭に乗せて、走り回らせたというのを聞いた覚えがあります。
女子の方が、エネルギーが内向しやすく、強いからだそうです。
そういう攻撃的エネルギーの発散がうまくできると、
思春期を迎え、男性を意識し始める時期になった時、
貞淑な女性に激変する、という考えの教育法です。
若い頃随分走り回った私ですが、今は、男性を投げています。ははは。。
環境が許さない場合や自分の判断ではどうにもできない場合もありますが、
何かそういう目にあったら、逃げる事、避難する事を選択するのは、
自分を無視しない、自分を見捨てない事につながるので、必要だと思います。
そういう自身への自覚は、大切だと思いました。
この本の中では、フロイトの
「抑圧は、必ずいつの日か首をもたげてくる」
という言葉が載っていました。
攻撃されても我慢して、かつ内向的性格(内向的判断)が変らずにいれば、
自身が身体的または精神的な病気になったり、
逆に他人に陰湿な意地悪(受動的攻撃)をしたり、
へんな性癖として表面に出たりします。
でもどれも、いろいろな手段を使う事によって、自身のバランスをとるため、
自己防衛して生き抜いていこうとする形です。
「抑圧」が、首をもたげている。。今、日本には多いです。
運動部にしても、「抑圧」的な理由で、イジメがあります。
本当の意味で、心身を鍛えるという事を体得できていない証拠だと思います。
そしてその攻撃された後輩は、往々にして、
新入生の中に攻撃ターゲットを見つけ、同じイジメを繰り返していく。。
それは、家族の中でも、仕事の中でも。。病院でも。。世界中の戦争も。。
理由をつけては、攻撃する。。
攻撃されたら、攻撃し返す。
これを繰り返してたら、何も残らないのではないかと思います。
私の病気も、自分への攻撃なのかもしれません。
でももう武器を捨てても良い時期に来ているような気がします。
そういうチャンネル波動から、脱出し、平和な心を持ち続ける方法を
みなさんと一緒に考えていければと思いました。

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