ボン・ジュール
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ランベール甲斐 あきよ
Akiyo Lambert-Kai
 東京・熊本育ち。パリに20年余り在住。音楽教室を開いて40年、音楽療法などを取り入れて15年経ちました。
 日本では、東京杉並区でレッスンやセッションをしています。
 ライアーは、ミュンヘンにある南ドイツ・ライアー・オーケストラ、第2パート・リーダーでした。
 国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科を卒業。のちソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業後、学会会員として認定され、フランス国家登録音楽療法士となりました。
 2021年、公認心理師合格、資格申請中。
 
 保護ネコ2匹と同居。かえるのピクルスが大好きな再×2独身⤵です。   
 納豆、バナナ、ワカメ、米粉パンが大好物。最近は、水泳にはまってカエルのように泳いでいます。
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PiaScore ライアー楽譜です。
ホームページはここから:「ライアー教室・音楽カウンセリング・宮廷ダンス」

早いもんです。。

昨日は、満月が美しい夜でした。
明後日は、父の1周忌です。
本当に早いものです。
昨年は、本当に寝ていなかったな。。
緩和ケアーでの闘病生活を思い出します。
病気は治る。。それが自己治癒力なんだけど、
父が最期に、
「もう治らないのかな。。」
「いつまで続くのかな。。」
「どうやって生きて行けばいいのかな。。」
という言葉を白板にマジックで書いた時、胸がつまりました。
緩和ケアーは、ひととおり勉強して、
インターンも行っていた事があるけれど、
知識だけ、頭だけだったんだと痛感しました。
そして、
家族へのケアーも、非常に重要な事を知りました。
そして想像以上に、家族も五感が敏感になる事を知りました。
患者さんの中には、
テレビを一日中つけっぱなしにしている人もいました。
できるだけ普段通りの生活をするのが幸せなんだな。。
と知りました。
考えてみれば、死にきるまでは、
生ききらないといけないのですから、
どう死ぬかではなくて、最期までどう生きるか、
を考えなくてはならないのです。
どう生きるか。。
その延長上に死が続いているので、
道は行き止まりじゃないのだと知りました。
そして、そういう道は、すべての人が通るし、
もちろん私自身も、いつかは通るのです。
1周忌の法事が終ると、
来週は、緩和ケアー病棟の「家族の会」があります。
父と一緒にいた病室の前を通るのが、とても辛いのですが、
行けば、新たな気持ちになっていくのでは、と思っています。
今日は、ちょっと暗いお話になってしまいましたが、
そんな日があってもいいです。

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