ボン・ジュール
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ランベール甲斐 あきよ
Akiyo Lambert-Kai
 東京・熊本育ち。パリに20年余り在住。音楽教室を開いて40年、音楽療法などを取り入れて15年経ちました。
 日本では、東京杉並区でレッスンやセッションをしています。
 ライアーは、ミュンヘンにある南ドイツ・ライアー・オーケストラ、第2パート・リーダーでした。
 国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科を卒業。のちソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業後、学会会員として認定され、フランス国家登録音楽療法士となりました。
 2021年、公認心理師合格、資格申請中。
 
 保護ネコ2匹と同居。かえるのピクルスが大好きな再×2独身⤵です。   
 納豆、バナナ、ワカメ、米粉パンが大好物。最近は、水泳にはまってカエルのように泳いでいます。
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PiaScore ライアー楽譜です。
ホームページはここから:「ライアー教室・音楽カウンセリング・宮廷ダンス」

アトリエで笑顔になる

自分自身もふくめて、
この身体の中に、ひとりひとり、たくさんの思い出を
引きずって生きていて、
もっと、軽い荷物にすればいいのに、
不必要なものまで持って歩いているんだな、と思います。
たとえば、デパートのセールに行くのに、
石鹸にシャンプー、お茶碗、長靴、クッション、虫かごに電気ポット。。
物に例えてみると、面白いですが、
過去の思い出を弁解に、肌身離さず、スーツケースの中に入れて、
あっちゴロゴロ、こっちにゴロゴロ、
自分の足を時々引っかけながら、
常時持って歩いているようなものです。
それに仕事の書類も、実際持って歩いたら、大変。
何を隠そう、私は、近所のコンビニ行くのでも、
目に見えない重ったるいスーツケースを持って行くのが、
好きです、趣味です。。。ははは。。
最近、ある先生に、「不必要な責任」を持って歩いていますよね、
と言われたばかりで、笑ってしまいました。
そこで、メガネかけて、頭はぼーぼー、
寝巻き着たまま、ゴムぞうりペッタンペッタン履いて、
スーツケースを常時持って歩いている自分の姿を
想像してみたわけです。
あ~、おもしろい。
楽しかったことにせよ、苦しかったことにせよ、
頭の中で考える事は、
かなりの割合で、過去の古い情報。
そんな事に執着している自分。
「楽しい!」と今思ったとしても、少し前の過去を思い出して、
今、楽しいと思うのだから、やっぱり過去。
ちょっとは、未来の事を想像したり、
考えてみてもいいかもしれないな、と思うこの頃です。
ライアーを使ったアトリエが終ったあと、
心の緊張がふっと抜けて、笑顔が多くなる生徒さんの顔を見ると、
とても嬉しく思います。
明るい未来につながっていくというか。。
なんだか思わず、空がきれい、とか、
そうだ、あそこのラーメンを食べに行ってみようとか、
(夢がないか?)
自分が自分に愛情のエネルギーを注げるような
頭と心の使い方になっていければ、と思っています。
アトリエでは、私もたくさんの勉強をさせていただいています。
私自身、「教える」「生徒」「クライアント」
というのは、あまり好きな言葉ではありません。
まあ、普段、この言葉は、便利なので使いますが。。
それよりも、音楽家であり、療法士である立場から、
音楽的、人生的、精神的な、
なにか助言ができて、役に立てれば、と思っています。
それは、私自身の学びにもつながっていきます。
そんな学びの機会を与えてくれて、感謝です。
スーツケースから、少なくとも、
バッグパックくらいのサイズにしたいものです。

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